もめんぼうず
木綿坊主
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 加須市では旧暦四月の綿の種まき時季を木綿坊主と呼び、豊作を祈ってアンビン餅をこしらえ、それを持って親戚を『泊まりに来い』と誘って回ったという。
- 細部
- 木綿坊主は旧暦四月、ちょうど綿の種をまく時期にあたる行事で、その年の豊作を祈願する意味を持っていた。当日はアンビン餅と呼ばれる餅をこしらえ、それを手にして親戚の家々を『泊まりに来い』と誘って回ったという。用意する餅の数は必ず奇数と決まっており、実際には二十一個か二十三個にそろえることが多かった。数を偶数ではなく奇数にそろえる点も含め、加須市の綿作にかかわる年中行事として、地元での聞き書きの記録に残されている。
- 広まり方
- 1940年刊の雑誌『民間伝承』に金子總平が寄稿した「埼玉豊野村聞書」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県加須市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ