もぐらのばけもの
モグラの化け物
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人身御供を要求するモグラの化け物に対し、宮本武蔵が藁人形とモグラ打ち棒を用いて観音堂で退治したという伝説。
- 細部
- 人吉市上永野町・下永野町に伝わる話では、モグラが悪魔と化して人をさらうようになったため、村では子どもを人身御供として差し出さねばならなくなった。そこへ通りかかった宮本武蔵が、生贄にされるはずだった娘の身代わりとして藁人形をこしらえ、モグラを打つための棒を用意して観音堂に潜んで待ち構えた。やがて姿を現したモグラの化け物を、武蔵はその棒で打ち倒したと伝えられている。剣豪の名を借りた退治譚として、人身御供と妖怪退治という二つの要素を併せ持つ点が特徴的である。
- 広まり方
- 1976年の『伝承文化』所収「熊本県人吉市調査報告」に記録がある。
- 地域
- 熊本県人吉市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ