おにきたちょうのもちつききんきとしょうしつ
鬼北町の餅つき禁忌と消失
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 師走二十五日を過ぎて餅をついた家では、その餅が練絹ごと消え失せたという。
- 細部
- 泉村出目のある家には、十二月二十五日を過ぎてから餅をついてはならないという言い伝えがある。ある年、どうしても日取りの都合がつかず、禁を承知のうえで期日を過ぎてから餅をついた。ところが、その餅は誰も気づかぬうちに姿を消してしまい、そばに置いてあった練絹まで一緒に失われていたという。年越しの支度にまつわる日取りの禁忌が、こうした具体的な損失の話とともに語り継がれてきた。
- 広まり方
- 1939年の『民間伝承』所収、山口常助「正月に関する禁忌」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県鬼北町
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ