ひのえまたのひびわれもちのきょうちょう
檜枝岐のひび割れ餅の凶兆
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 正月に神へ供えた餅にひびが入り割れると、その一年に悪いことが起こる前兆とされた。
- 細部
- 檜枝岐村では、正月に神棚や神に供える餅の状態が、その年一年の吉凶を占う手がかりとして見られていた。供えた餅にひびが入り、それが割れてしまうようなことがあると、その年のうちに何か悪いことが起こる前兆だとされ、村人たちは供え餅の様子をひそかに気にかけていたという。正月という一年の始まりに供える品の状態そのものに、これから先一年の運勢を重ね合わせて読み取ろうとする予兆観のあらわれである。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の予兆・卜占の項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ