もち
餅
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 綾川町の小正月行事トンドバヤシでは正月飾りを燃やし、その炎で炙った餅を口にすると夏でも病を患わないという。
- 細部
- 香川県綾川町では、正月十五日を挟んだ小正月の頃にトンドバヤシと呼ばれる火祭りを行う習わしがある。門松の松飾りや注連縄、裏白といった正月の飾り物を持ち寄って一か所で燃やし、勢いよく立ちのぼる炎を囲んで一年の無病息災を祈る。この時の火であぶって焼いた餅を口にすると、迎える夏の間じゅう病を患わずに過ごせると言い伝えられており、子供から大人まで火の傍らで餅を焼く姿が見られたという。正月飾りを焼く火に治病の力を認める発想は、綾川町周辺の小正月行事に広く見られる。
- 広まり方
- 2000年の『四国民俗』所収、内藤敏典「香川県の小正月」に記録がある。
- 地域
- 香川県綾川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ