みずせがき
水施餓鬼
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 海で行方不明者が出て見つからないとき、白木綿を浜から海へ引いて陸へ引き上げる水施餓鬼が行われる。
- 細部
- 海で人が転落して行方が分からなくなったときは、村の船が三日ほどかけて捜索にあたる。それでも遺体が上がらない場合、決まった場所で水施餓鬼という供養の儀式を行う。白木綿を一反、長く浜辺から海へ向けて引き渡し、親類や友人たちがそれを陸の方へ引き上げるもので、これは行方不明者にこの布につかまって岸へ上がってきてほしいという願いを込めた行為だとされている。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、和田文夫による平市薄磯漁村民俗誌の信仰と船の禁忌の項による。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ