みずのせい
水の精
国内
未確認生物
- どんな話か
- けちな長者が川底に沈めた金貨が化けたのかと疑われた、娘の姿で現れるという水の精の話。
- 細部
- 吝嗇で知られた長者が、実渕川の川底に大判小判を少しずつ隠しながら死んでいった。何十年も経ったある月夜、川中の岩に腰をかけて長い黒髪を梳く娘の姿が見られるようになったという。埋められた金貨が化けて出たのではないかと川底を探ってみたが何も見つからず、結局この娘は水の精であろうということになった。今も十五夜の月が明るい晩には姿を見せると伝えられている。
- 広まり方
- 1975年の『季刊民話』所収、武田正・大友義助の「最上川物語」に記録が残る。
- 地域
- 山形県白鷹町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ