みずくいどり
水くい鳥
国内
未確認生物
- どんな話か
- 腹の赤い鳥は非道な行いの報いで生まれ変わった姿とされ、水面に映る己の色を恐れて水を飲めない。
- 細部
- アカショウビンを指してこの名で呼び、バクロウノカカアという別称も伝わる。由来としては二筋の語りがあり、ひとつは夫の留守に馬を世話せず死なせてしまった女房の生まれ変わりだとするもの、もうひとつは親に水を与えなかった不孝者の後身だとするものである。いずれも腹が赤く染まったのは罰の証で、水を飲もうと川面をのぞくとその赤が炎のように揺れて見えるため口をつけられない。雨の降る日に空を仰いでわずかに滴を受けるほかなく、この鳥が鳴くと雨になるともいう。
- 広まり方
- 1977年刊『神奈川県史 各論編5 民俗』の言語芸術編、昔話の実例(鳥の話)に二話が記録されている。
- 地域
- 神奈川県相模原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ