みずこのたたり
水子の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 世に出られなかった子の怨念が他者に取り憑くとされ、水子地蔵を粗末に扱うと祟りが起きると語られる。
- 細部
- 佐渡では、世の人々が幸せに生きているのに自分だけが浮かばれないという子の無念が、他の子に乗り移ることを水子の祟りと呼び、これは子どもの怨霊にも通じる考え方だとされる。実例として、観光客が水子地蔵を持ち帰ってテレビの上に飾ったところ、その人物は一週間ほどで急死したという話が伝わる。残された未亡人がテレビを見ていると地蔵が大きな白い笠をふわりとかぶったように見え、気味悪く思って佐渡へ渡り「八海山」を訪ねたところ、夫の死は水子の祟りだと告げられたため、地蔵を元の場所へ戻して供養したという。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、森谷周野の記録による。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ