みずぐも
水蜘蛛
国内
未確認生物
- どんな話か
- 賢淵で釣りをした足の親指に水蜘蛛が糸を掛け、沼から呼ぶ声とともに魚が逃げ足の糸を引かれ落ちたという話。
- 細部
- 賢淵という淵で釣りをして、魚籠がいっぱいになるほど釣果を上げていたことがあった。水に浸していた足の親指に、ふと水蜘蛛が糸をかけてくる感触があったという。すると沼の底のほうから「次郎も太郎も皆来い」という声が響いてきて、それに応じるように魚籠の中の魚がすべて飛び出し、次々と沼へ戻っていってしまう。やがて「えんとえんやらさー」という掛け声とともに、足にかかった糸がぐいと引かれ、そのまま沼へと引きずり込まれてしまったのだという。
- 広まり方
- 1967年の『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫による橋に関する伝説の記録に見える。
- 地域
- 福島県国見町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ