みやる
ミヤル
国内
未確認生物
- どんな話か
- 中山のキサドン寺に住む女神ミヤルに男神ヌルクンガナシが千日通い、千日目に拒まれ証拠を迫られた女神は炭火を掌に乗せて死んだ。
- 細部
- 伊仙町の中山にあったキサドンという寺には、ミヤルという美しい女神が住んでいたと伝えられる。近隣のメヨウガン寺の男神ヌルクンガナシはこの女神に恋をし、毎日通い続けた。ミヤルは千日通い続けたら夫婦になろうと約束していたが、いざ千日目を迎えると、自分は神であるから夫婦にはなれないと男神を拒んだ。納得できない男神が神である証を見せよと迫ると、ミヤルは掌に炭火を乗せて見せ、そのまま息絶えたという。死の間際、彼女は中山部落に美しい女が生まれないようにと祈ったと語られる。その正体は、顔だけが人でほかは鱗に覆われた魚の精であったという。
- 広まり方
- 2001年の『徳之島郷土研究会報』に掲載された川野誠治「徳之島民俗彙誌(十三)」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県伊仙町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ