みつみねさん
三峰山
国内
未確認生物
- どんな話か
- 酒宴で寝入った夜、雨戸の閉め忘れに気づいた主人が見た犬のような姿は、家を見守る三峰山だった。
- 細部
- 明治の初め頃、ある人の妻の実家で起きた出来事だという。その夜は皆でもてなしを受け、家の者はすっかり酒に酔って寝入ってしまった。夜半になって主人がふと目を覚ますと、閉めたはずの雨戸の外に星が見えることに気づく。閉め忘れたかと起き上がってみると、そこに犬のような姿をしたものがうずくまっているのが目に入った。よく見るとそれは三峰山であり、前足をきちんと立てた姿勢で、酔いつぶれた家人に代わって夜通し家の番をしてくれていたのだという。
- 広まり方
- 『民間伝承』1941年掲載、逸名氏「「狼のゆくへ」を読みて」に記録されている。
- 地域
- 秋田県横手市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ