みさきかぜ
ミサキ風
国内
未確認生物
- どんな話か
- 枯れ枝や柴が渦を巻くように舞い上がる現象をミサキ風と呼び、これに触れると皮膚が切れて出血するとされる。
- 細部
- 阿東地方では、山野で柴や枯れ枝が渦を描くようにくるくると巻き上がる不思議な風を目にすることがあり、これをミサキ風と称して恐れた。単なる突風とは区別され、ミサキと呼ばれる怪異の一種として扱われている点が特徴である。うかつにこの風に触れてしまうと、皮膚が裂けたり出血したりするといい、実害を伴う危険な現象として語り継がれてきた。目に見えない力が形をとって現れたものとして、日常の中で警戒される存在だったことがうかがえる。
- 広まり方
- 1966年の『西郊民俗』所収、大島建彦「ミサキ資料断片」に記録がある。
- 地域
- 山口県山口市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ