みさきかぜ
ミサキカゼ
国内
未確認生物
- どんな話か
- よその土地から吹く悪い風に当たると人も急に倒れるため、決まった呪文を唱えて品を頭から尾へ擦り治したという。
- 細部
- よその土地から吹いてくる風には悪いものがあり、当てられると人でも急にばったり倒れてしまうと伝わる。治療には、この風を追い払うよう伊勢の神に祈る言葉を三度唱えたうえで、三種の品を当たった人の頭から尾にかけて擦りつける作法があったという。祈祷を行う者の間では、この風の正体は非業の死を遂げた魂が成仏できずに物陰をさまよう姿であり、それが人にたたっているのだとも語られていた。
- 広まり方
- 1965年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による宮崎県東臼杵郡西郷村の調査記録に残る。
- 地域
- 宮崎県美郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ