うわじまのみさきのみがわりとり
宇和島のミサキの身代わり取り
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 行き場を得られない死者で、身代わりを求めて人を水中へ引き込むとされた。
- 細部
- ミサキとは、死んだのちに本来赴くべきところへ移れずにとどまっている者を指す言葉である。代わりとなる者が現れればようやく先へ進めるため、そのために生きている人を引き込むのだと説明された。津島町では、溺れて命を落とした者がミサキになるとされ、そのミサキが水の中へ人を引っ張り込むと語られている。水辺での事故を、成仏できない死者による身代わり取りとして説明する見方であり、海や川に近い暮らしの中で戒めとして働いていた。
- 広まり方
- 1975年の『伊予の民俗』の山口常助による下波村聞書と、1984年刊『愛媛県史』第八章第三節の河野正文による記述に見える。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ