まつやましのみさきみちづれのしりょう
松山市のミサキ道連れの死霊
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 海で命を落とした者の霊で、人を一人道連れにしないと成仏できないと恐れられた。
- 細部
- 海難などで非業の死を遂げた者の霊をミサキと呼ぶ。この霊は誰か一人を殺してはじめて成仏できるとされ、生者にとって差し迫った脅威と見なされた。ミサキと行き合って災いをこうむることをイキアイと言い、これもまた強く忌まれた。分類としては天ミサキ、海ミサキ、七人ミサキの区別が語られており、単一の霊ではなく類型を持つ体系として認識されていたことが分かる。島嶼部で海の死者が身近であった環境が、この観念を支えていた。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、佐々木正興「伊予の妖怪変化」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ