みぬまのりゅうじんでんせつ
見沼の竜神伝説
国内
未確認生物
- どんな話か
- かつて広大な沼だった見沼に棲むとされた竜神が、干拓工事の際に美女に化けて延期を願い出た、あるいは怒って嵐を起こしたと伝わる。
- 細部
- かつて広大な沼だった見沼は氷川女体神社が「御沼」として祀るほど神聖視され、社では沼に棲むとされた竜神を鎮める「御船祭」という神事が行われていた。享保13年(1728年)に幕命で見沼の干拓が始まると、沼に棲めなくなる竜神が美しい女性の姿に化けて工事責任者に延期を願い出た、あるいは怒って嵐を起こしたという伝説が生まれた。干拓後は御船祭が行えなくなったため、境内に人工の島を築いて行う「磐船祭」に姿を変え、江戸時代の終わり頃まで続けられた。
- 広まり方
- 見沼周辺の氷川神社群の由緒や地元の言い伝えとして江戸時代から伝わり、磐船祭という神事の形で継承されてきた。
- 地域
- 埼玉県さいたま市(見沼)
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ