みのをきたようなくろいもの
蓑を着たような黒いもの
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜遅く小川にさしかかろうとしたところ後ろから「おまち」と声をかけられ、振り返ると蓑を着たような黒いものが立っていたという。
- 細部
- 夜も更けたころ、小川のほとりにさしかかろうとしていた人が、背後から呼び止める声を耳にした。何ごとかと思って振り返ってみると、そこには蓑を身にまとったかのような黒い姿をしたものが立っていたという。声をかけてきた以外に具体的な行動は伝わっておらず、正体もはっきりしないまま、川辺に現れる黒い人影として記憶されている話である。同じ地域に伝わるケンムンとの関連もうかがわせる。
- 広まり方
- 1987年の『日本民俗学』に掲載された川田牧人「妖怪の交響楽―奄美・加計呂麻島における妖怪譚の構造分析試論―」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県瀬戸内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ