みなとみょうじん
湊明神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 阿武隈川河口の湊を守る神とされ、旧暦6月15日には鮫の大群が遡上し、漁師も出漁を控えるという。
- 細部
- 亘理町の荒浜に伝わる神で、阿武隈川の河口にある湊を海難や悪しき魚から守るという。大きな鮫の背に乗るようにして常にその頭上に鎮座し、荒れる海を鎮めてきたと語られる。この由縁から荒浜の人々は鮫を食べ物として口にすることを固く慎んできた。旧暦6月15日が近づくと河口から神社近くの宮の下まで無数の鮫が列をなして遡上してくるといわれ、村ではこれを「鮫の湊明神参り」と呼んで神事のように扱う。漁を営む者たちもこの日ばかりは船を出さずに過ごす習わしが続いている。
- 広まり方
- 出典は『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説「祠堂の部」。
- 地域
- 宮城県亘理町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ