つるのみこしにゅうどうとあんまのとんち
都留のみこし入道とあんまのとんち
国内
未確認生物
- どんな話か
- 天神様の森に出るみこし入道は見るたびに大きくなる怪異で、あんまが機知で太鼓を叩けと言い返すと、あきれて消えたという。
- 細部
- 鍛冶屋坂を下りたあたりの天神様の森には、みこし入道という怪異が現れると言われていた。この化け物は最初こそ小さいものの、見上げるたびにみるみる大きくなっていく性質を持つという。ある晩、みこし入道が誰かを脅かそうと待ち構えていたところへ、目の不自由なあんまが笛を吹きながら通りかかった。正体を名乗って驚かそうとする入道に対し、あんまは涼しい顔で「神楽には太鼓もいるはずだ、自分は笛を持っているのでお前が太鼓を打て」とやり返し、入道はすっかり呆気にとられて消え失せてしまったという。
- 広まり方
- 『甲斐路』1989年掲載、堀内真「都留市谷村の昔話―安藤千鶴子氏の伝承を中心として―」に記録がある。
- 地域
- 山梨県都留市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ