みこしにゅうどう
ミコシニュードー
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道に立ちはだかる大入道の一種で、履いていた草履を投げつけると姿を消したという。
- 細部
- 道で出会う妖怪として語り継がれた存在で、見上げるほどに背が伸びるという見越入道の系統にあたる。出会ってしまったときの対処法まで併せて伝わっているのが特徴で、足元の草履を投げれば消え去るとされた。身につけている日用品を投げて退散させるという型は各地の妖怪譚に共通しており、逃げるでも祈るでもなく手近な物で追い払える相手として扱われていたことがうかがえる。夜の往来にまつわる不安が、名前と作法を伴った形で固定された例といえる。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第十編民俗知識のうち、道に出る妖怪を集めた項に載る。
- 地域
- 長野県安曇野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ