みこしのたたり
神輿の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 手放された天王祭の塗り神輿に関わった人々が相次いで死や狂気に見舞われたと語られる。
- 細部
- 夏の天王祭で担がれていた神輿は、かつて漆の塗られたものだったが、神仏を分ける明治の政策を受けて白木造りに改められ、古い塗りの一基は他所へ売られた。ところがその後、神輿を舟で運んだ持ち主とその子が相次いで世を去り、取引の場に立ち会った名主も正気を失うなど、関係者に不幸が続いた。人々はこれを、粗略に扱われた天王様が怒りを示したものと受け取り、以後この一件は祟りの例として語られるようになった。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』に載る清野久雄「天王祭―相州江の島―」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県藤沢市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ