よなべをきんじるみかりさま
夜なべを禁じるミカリサマ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 12月下旬の特定の夜は夜なべ仕事も明かりも禁じられ、破ると火の玉に焼かれたり堰に投げ込まれたりすると伝わる。
- 細部
- 12月26日か27日の夜を「ミカリサマ(オミカリサマ)の日」と呼び、この晩は針仕事などの夜なべを一切せず、家の明かりも消しておくべきとされていたという。ある働き者がこの日に夜なべをしたところ火の玉が飛んできて丸焼けになったといい、別の話では夜道を明かりをつけて歩いた魚屋が神社そばの堰に放り込まれたとも語られる。禁忌の夜に姿を見せる何者かの通行を妨げると、火や水による罰が下るとする伝承。
- 広まり方
- 1993年の雑誌『日本民俗学』掲載、牧野眞一によるミカリ伝承についての報告に見える話という。
- 地域
- 千葉県袖ケ浦市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ