みかりばあさん
蓑借り婆さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 霜月末から師走はじめに家を訪れるという妖怪で、団子を戸口に挿して災いを避けた。
- 細部
- 鶴見のあたりで語られたもので、十一月の二十五日から十二月五日にかけてこの婆が来ると考えられていた。人々はオッパキダンゴと呼ぶ団子をこしらえ、家の出入口に挿しておくことを、災いを寄せつけないためのまじないとした。同じ名の来訪者は旭区でも語られており、呼び名の字が蓑と箕で揺れているのも、口伝えで受け継がれてきた言葉であることを示している。日を限って恐ろしいものが訪れるという発想は、暦の変わり目を危うい時期と見る民間の感覚に根ざしている。
- 広まり方
- 1956年刊の『宮城縣史 民俗3』の妖怪変化の項に、当地の例として記録がある。
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ