かわさきのめかごでふせぐみかりばあさん
川崎の目籠で防ぐミカリバアサン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 二月八日に訪れる老女姿の怪で、団子を戸口に挿し目籠を立てて防いだ。
- 細部
- 二月八日には、ミカリバアサンとも八日ゾウとも呼ばれる異形が家々を訪れるとされた。備えとして、この日のために作った団子を戸口に挿し、目の詰んだ籠を掲げて立てておく。籠は目の数の多さで相手を退けるためのもので、事八日に共通する作法である。多摩の一帯では、この老女が人々の行いを書き付けた帳面を道祖神へ預けていくと語られており、帳面の受け渡しを介して来訪神と辻の神が結び付く形になっている。
- 広まり方
- 1950年の『民間伝承』所収、土橋里木「こと八日と山の神」と、2002年の『民具マンスリー』所収、入江英弥による一つ目小僧と道祖神をめぐる論考に記録がある。
- 地域
- 神奈川県川崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ