みかくし
ミカクシ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 荒磯に打ち上げられた死者の魂が、人目にさらされるのを嫌って身を隠してほしいと望むという。
- 細部
- 荒々しい磯辺に、誰にも見つけられないまま横たわる水死体があるという。死者はむき出しの明るい場所に置かれたままでいることをひどく嫌う性分で、そうした死体は物言わぬまま、せめて人目につかぬよう覆い隠してほしいと願うのだと伝えられている。こうした、身を隠すことを望む死者の気配ないし願いをミカクシと呼び習わした。荒磯を歩く際にはこの言い伝えが意識され、見知らぬ死者への配慮が土地の習俗として語り継がれてきた。
- 広まり方
- 1933年の『島』所収、桜田勝徳「長門六島村見聞記(下)」に記録がある。
- 地域
- 山口県萩市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ