みだのけしん
弥陀の化身
国内
未確認生物
- どんな話か
- 長源寺跡近くの滝で出会った美しい女性に諭された侍が仏道へ入ったが、その女性は弥陀の化身であったという。
- 細部
- 長源寺の跡地からほど近い谷川に懸かる滝へ、昔あるひとりの侍がたどり着いたことがあったという。渇いたのどを潤そうと滝つぼに近寄ると、そこには一人の女が滝の水に打たれながら静かに佇んでおり、その整った面差しに侍はすっかり目を奪われてしまった。すると女は、自分の姿をこのまま見届けて立ち去れば命を落としかねないと告げ、近くにある長源寺で仏の道に励むよう勧めた。侍はその言葉に従って仏門に入ったが、後になってあの女こそ弥陀の化身であったのだと知れたという。
- 広まり方
- 『えちぜんわかさ』1993年掲載、荒谷捨松「敦賀市山の伝説」に記録がある。
- 地域
- 福井県敦賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ