さくのみちにあらわれるかいい
佐久の道に現れる怪異
国内
未確認生物
- どんな話か
- 道という場所そのものに何かが出るという俗信で、語り手ごとに呼び名が入れ替わる。
- 細部
- 聞き取りでは、道で出遭うものの名が語り手によってまちまちに挙がる。オバケ、バケモノ、ユーレーといった漠然とした呼び名が並ぶ一方、モモンガ、キツネ、タヌキのように具体的な獣の名で語られる例もあり、さらにキツネビのように光として現れるものも数えられている。共通しているのは正体の特定ではなく、道が異なるものと行き合う場であるという感覚のほうである。呼称の幅は、集落ごとに恐れの形が微妙に違っていたことをそのまま映している。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史』民俗編東信地方ことばと伝承、小林寛二・巻山圭一による俗信の妖怪の項に七例が並ぶ。
- 地域
- 長野県佐久市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ