にしのおもてしのあかいかおのなきごえ
西之表市の赤い顔の泣き声
国内
未確認生物
- どんな話か
- 奥山で聞こえる赤子の泣き声の主とされる怪で、顔が真っ赤なことからその名がついたという。
- 細部
- メン、あるいはメンコーと呼ばれるこの怪異は、何より顔の赤さが際立った特徴として語られる。奥山に分け入ると赤ん坊の泣き声が聞こえてくることがあり、里の人々はその声の主こそがメンコーだと考えてきた。実際に姿かたちを見たという話までは伝わっておらず、あくまで山中に響く泣き声だけが手掛かりとして語り継がれている、輪郭のはっきりしない存在である。声しか知られていないという点が、かえって不気味さを増していると言えるだろう。
- 広まり方
- 種子島民俗 1960年掲載、下川哲徳の報告による。
- 地域
- 鹿児島県西之表市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ