おだわらのめひとつこぞうとやまいよけ
小田原の目一つ小僧と病除け
国内
未確認生物
- どんな話か
- 師走八日に訪れて病を配るとされ、目籠や柊、履物の始末で家に入れまいとした厄神。
- 細部
- 十二月八日には厄をもたらす神が来て、どこに流行り病を広めるかを見定めていくという。防ぐ手立てとして、竹の先へ籠をかぶせて軒下や屋根の上へ高く掲げた。相手は目の数の多さを恐れるので、編み目だらけの籠を見ると門口をくぐれないと説明される。土地によっては、この日に来るのは目一つ小僧で、判を押されると病むとも言われた。そのため履物は残らず屋内へ取り込み、柊の枝を折って柱に通し、あるいは臭いの強い葱の葉を燃やして寄せつけないようにしたという。
- 広まり方
- 1993年の『日本民俗学』所収、牧野眞一「ミカリ伝承について」と、1996年の『常民文化研究』所収、石崎敬子「小田原市周辺の口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県小田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ