なんごうしまもりのふちにすむめどち
南郷島守の淵に棲むめどち
国内
未確認生物
- どんな話か
- 頭に皿を持つ河童めどちが川淵に棲み、泳ぐ人の尻を抜いたり馬を引こうとしたりしたという八戸南郷の伝承群。
- 細部
- 虚空蔵淵や春日淵など複数の淵にめどちが棲むとされ、そこで泳ぐと尻を抜かれると恐れられた。厩まで逆に引きずり込まれて捕らえられ、水がなくなるまでいたずらしないと約束させられて放されるという話が繰り返し語られる。女に通って身ごもらせ、皿を持つ子を産ませたという話や、胡瓜を分けてもらった礼を言って川へ戻る心優しい姿も伝わり、人に害をなす面と人と交流する面の両方が語られている。
- 広まり方
- 1980年発行の『常民』掲載、中央大学民俗研究会による青森県三戸郡南郷村島守地区の調査報告に、18件の伝承がまとめられている。
- 地域
- 青森県八戸市
- 年代
- 昭和時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ