まよけ
魔よけ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 節分の唱え言や粽、祇園の幟、亥の子の献上など、季節ごとに災いを退ける手立てが並ぶ。
- 細部
- 節分には芒の穂先にメッツタとホーベーの葉を挟んで魔よけとした。豆まきの唱え言は家と船で異なり、家では福を内へ鬼を外へと唱えるが、船では鮫を外へ鬼を内へと逆に唱える。五月の節句にはエセの皮で団子を包んだ粽を作り、門口に吊るして魔を防いだ。この粽は煎じれば風邪に効き、粉にして産婦が飲めば乳の出が良くなるという。六月七日はオギオンサンとして休み、鞆の祇園から幟を受けて門口に立てた。十月の亥の子には農家がヤクの神へ麦の種を献じ、怠れば種を失うか病で死ぬと言い伝えられた。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―郷土研究会報―』所収、森正史ほかによる「年中行事」に四例が載る。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ