まつやまはっぴゃくやだぬき
松山八百八狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 松山城下の久万山に棲むという古狸の総大将・隠神刑部が808匹の狸を率いて松山藩のお家騒動に介入したという、伊予国に伝わる化け狸伝説。
- 細部
- 隠神刑部は久万山の岩穴に棲むとされる化け狸の総大将で、808匹の狸を統率し松山城の守護役を担っていたと伝わる。藩の実権を狙う奸臣が飢饉に乗じて城を乗っ取ろうとした際、刑部がこれを阻もうとして人々を化かし、最終的に法力で山中に封じられたという筋書きの「松山騒動八百八狸物語」として語られる。実際に江戸期に起きたお家騒動が下敷きになっているとされ、後世に怪談・読み物として脚色が加えられた。
- 広まり方
- 文化2年(1805年)頃に実録物として記録された話が、幕末の講釈師によって怪異譚に脚色され、松山の郷土伝説として定着した。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ