まつたぶ
マツタブ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 男に化けて女を妊娠させたマツタブの正体を見破り、ハブの助言でビラゾネを食べて子を流した話。
- 細部
- 昔、マツタブが男の姿に化け、ある女のもとに毎夜通っては朝になると姿を消すということを繰り返し、やがて女は身ごもってしまった。不審に思った女がある晩こっそり男の後をつけると、男は洞穴の前でマツタブの正体を現し、中にいた仲間のハブに向かってその女のことを自慢げに話していた。それを聞いていたハブは、もし女が四月の初午の日にビラゾネというニラを使った料理を食べれば、腹の子はおりてしまうだろうと語った。女は言われたとおりにし、無事に多くのマツタブの仔をおろすことができたという。この出来事以来、この土地では四月の初午に必ずビラゾネを食べる習わしが根付いたと伝えられている。
- 広まり方
- 奄美民俗 1968年掲載、叶みち子ほか「竜郷村川内」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県龍郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ