まつのきのたたり
松の木の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 寺の立派な松の木を無断で切った男が、イナダ漁のハネ竿の事故で亡くなり、松の祟りだとされたという。
- 細部
- 若狭町のあるお寺に、ジンと呼ばれる樹脂を多く含んだ立派な松の木があった。ある男がこの松を寺の許しを得ないまま切ってしまったところ、その後イナダ(ブリの幼魚)漁で使うハネ竿の事故に遭い、命を落としてしまったという。この出来事は松の木の祟りとして語り伝えられている。もともと漁師たちは、かがり火を焚くための燃料として松のジンを採ることがあったといい、ジンを持つ松自体は珍しくなかったが、寺の木を無断で切ったことが祟りを招いたと理解されている。
- 広まり方
- 1959年の國學院大學民俗学研究会『民俗採訪』(福井県三方郡三方町旧西田村調査)に記録がある。
- 地域
- 福井県若狭町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ