まとうばのまつ
的場の松
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 藤守の田遊びの締めくくりに使った弓矢を奉納する一本松、的場の松を傷つけると死や病がもたらされるという焼津の言い伝え。
- 細部
- 焼津市藤守に伝わる田遊びという神事では、儀式の締めくくりに用いた弓矢をとある松の木に奉納する習わしがあり、この松は的場の松と呼び習わされている。枝を折ることはもちろん、木そのものを切り倒す行為も固く禁じられており、もし禁を破れば命を落としたり病に見舞われたりすると恐れられてきた。神事を陰で支える依り代のような存在として、地元の氏子たちは何世代にもわたりこの一本松を大切に守り継いできたのだという。
- 広まり方
- 1987年刊『藤守の民俗』所収、東京女子大学史学科民俗調査団の信仰調査の記録。
- 地域
- 静岡県焼津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ