ましょうのもの
魔性のもの
国内
未確認生物
- どんな話か
- 行基の修行中に荒天を招いたのは淵に潜む魔性で、鐘を投じ印を結ぶと空は晴れたという。
- 細部
- 行基が行に励んでいたところ、にわかに雷が鳴りわたり、激しい雨が降りはじめた。行基は鐘を深い淵へ投げ入れ、印を結んで念じる。すると荒れていた空はたちまち収まり、晴れ渡ったという。この天候の乱れは、淵にひそむ魔性のものが起こしたしわざだと説明された。水底に潜む存在が天候を左右するという見方と、僧の法力がそれを鎮めるという筋立てが重ねられている点に、この伝えの特徴がある。
- 広まり方
- 1995年の『中京民俗』第十一章、口承文芸の項に記録がある。
- 地域
- 滋賀県東近江市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ