ましょうのひ
魔性の火
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 立てた親指越しに火を見比べ、後光が両脇に差すかどうかで並みの火と魔性の火を見分けたという対馬の俗信。
- 細部
- 対馬に伝わる俗信では、火の正体を見分ける方法として、親指を一本立ててその脇から炎をのぞき込む所作が語られている。ふつうの火であれば指の両側にほのかな後光のようなものが差して見えるが、化生の火にはその光がまとわりつかず、指の脇が暗いままだという。同じ土地に伝わる『魔性のもの』を見分ける俗信と同様、身近な仕草や道具を使って超自然の存在をあぶり出そうとする発想がうかがえる。
- 広まり方
- 1965年の『西郊民俗』所収、井之口章次「長崎県対馬西北部の見聞(7)」に記録がある。
- 地域
- 長崎県対馬市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ