まさかどづかをめぐるたたり
将門塚をめぐる祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 将門塚の買収や工事の遅れ、周辺企業の体調不良などが、たびたび将門の祟りと結び付けて語られてきたという。
- 細部
- 大手町の将門塚をめぐっては、三井物産ビルの建設計画で塚を買い取る案が出た際、祟りを恐れる反対意見が出た。工事が遅れると、買収を進めたためだと噂され、遅延も将門の祟りに結び付けられた。若王子氏がフィリピンで誘拐された時には、三井物産が神田明神へ救出を願い、将門塚にガマガエルを奉納した。塚周辺のビルでは会社員が相次いで発熱して倒れ、塚に尻や背を向けて座ることが原因だとされたため、窓際の社員の机の向きを変える会社もあった。病気だけでなく左遷を招くとの話もあったが、近年は机の配置換えが難しいことやビルの構造上の問題もあり、こうした噂はあまり聞かれなくなった。
- 広まり方
- 日本常民文化紀要(1995年)掲載の塚をめぐるフォークロアに複数の事例がまとめられている。
- 地域
- 東京都千代田区
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ