まのもの
魔の物
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山道で髪を締め付けられる感覚があれば魔の物に睨まれた証で、米粒を放れば逃れられるという。
- 細部
- 神戸の山道にまつわる言い伝えで、歩いているうちに突然、頭の髪をきつく締め付けられるような不快な感覚に襲われることがあるという。これは正体の知れない魔の物にじっと見据えられている徴候とされ、そのままにしておくと良くないことが起こると恐れられた。この気配を感じたときは、懐に持っている米を一粒つまみ出し、その場に向かって放り投げれば、魔の物の視線から逃れられると伝えられている。
- 広まり方
- 1936年の『旅と伝説』所収、辰井隆「兵庫県川辺郡・武庫郡・神戸市の食物」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県神戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ