まんのういけのりゅうじんでんせつ
満濃池の龍神伝説
国内
未確認生物
- どんな話か
- 度重なる決壊に見舞われた満濃池の修築を空海が引き受けて完成させた際、暴れる龍を鎮めた、あるいは龍が空海に従い池を守るようになったと伝わる伝説。
- 細部
- 満濃池は奈良時代の大宝年間(701~703年頃)に讃岐国守によって築造されたのが始まりとされ、その後たびたび決壊を繰り返した。818年の洪水で堤防が決壊した際、朝廷が派遣した築池使では工事が進まず、平安時代の821年に築池別当として派遣された空海がわずか3か月ほどで修築を完成させたと伝わる。この史実に、空海が法力で暴れる龍を調伏した、あるいは助けたことで龍が空海の使いとなり以後池と人々を守るようになったという伝説が加わり、後世に語られるようになった。工事の安全を祈願して空海が護摩を焚いたとされる「護摩壇岩」も池のほとりに残っている。
- 広まり方
- 『今昔物語集』などの古典説話や空海(弘法大師)信仰と結びつき、地域の伝承として語り継がれてきた。
- 地域
- 香川県仲多度郡まんのう町
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ