まんじゅろうぎつね
万寿郎狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 屋根替えの祝いに餅をもらった宗作爺は、帰り道で群がる子供たちに気を良くして全て与えたが、万寿郎狐の化かしだったという。
- 細部
- 馬橋坂のあたりには、万寿郎という名の狐が棲んでいたと伝えられている。ある日、宗作爺という人物が親類の家の屋根替えを手伝いに出かけ、その礼にと月形餅や撒き餅をもらって帰路についた。学校の前あたりまで来ると、大勢の子供たちが宗作爺を見つけて駆け寄り、土産をねだってじゃれついてきた。すっかり気を良くした宗作爺は、包みの中身を惜しげもなく全て子供たちにやってしまったのだが、ふと気がつくと子供の姿はどこにもなく、万寿郎狐にまんまと化かされていたことに気づいたのだという。
- 広まり方
- 1976年の『季刊民話』所収、小野和子「栗駒の狐話・ムジナ話」に記録がある。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ