まなぐた
眼田
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 小作争議の折に「眼をつぶしてやる」と言い残された恨みから、眼田を持つ家には代々眼病や不幸が続くと伝わる。
- 細部
- 羽後町に伝わる眼田は、小作をめぐる争議のさなかに、ある人物が恨みをこめて「眼をつぶしてやる」と口にしたことに由来する祟り田だとされている。この田を所有すると、代々にわたって眼の病に悩まされたり、親類縁者のなかに目の不自由な者が生まれたりするほか、思いがけず病に倒れることもあるといわれてきた。厄介払いのつもりで安値で手放したとしても、その後の持ち主にまで不幸が続くとされ、田そのものから逃れることが難しい性質の祟りとして語られている。恨みの言葉がそのまま土地に取り憑いた形の伝承である。
- 広まり方
- 『季刊どるめん』1975年掲載の嶋田忠一「祟り田伝承の二,三」に記録が残る。
- 地域
- 秋田県羽後町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ