くまこうげんちょうのまむしよけふたつのじゅもん
久万高原町のまむし除け二つの呪文
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 山へ入る者が唱えるとまむしに咬まれずに済むという、二通りの呪文が伝わっている。
- 細部
- 旧川瀬村の上直瀬では、山中で毒蛇を避けるための唱えごとが二種類語り継がれてきた。一つは、錦のような斑の虫がこの山にいるなら奥山の乙姫へ告げると宣言する形式で、この乙姫はイノシシを指す隠語だと説明される。もう一つは、朝日や茅、わらびといった山の景物を並べて忘れるなと諭す形式である。いずれも末尾に真言のアビラウンケンソワカを添えて締めくくる点が共通しており、山仕事の前に口にするものだったと記録されている。
- 広まり方
- 1960年刊の『あゆみ―ふるさとの民俗―』所収、森正史監修による上直瀬(旧川瀬村)の民俗調査に記録がある。
- 地域
- 愛媛県久万高原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ