まむし
蝮
国内
未確認生物
- どんな話か
- 蝮は魔物で檜の枝で叩くと際限なく現れるといい、ある秋の朝には檜の柄の鎌で叩くたび次々と現れ結局七匹を殺したという。
- 細部
- 蝮は魔物であるとされ、檜の枝でこれを叩くといくらでも新手が現れると言い伝えられている。ある秋の朝のこと、草刈りをしていたところに一匹の蝮が出てきたので、手にしていた鎌の柄で叩き殺した。ところが、それで終わりかと思うと、またすぐに別の蝮が現れる。これも同じように殺すと、さらにまた次の蝮が出てくる。こうしたことが繰り返され、結局その日だけで七匹もの蝮を殺す羽目になった。鎌の柄がたまたま檜でできていたために、蝮が絶えず呼び寄せられてしまったのだろうと語られている。
- 広まり方
- 1937年の『設楽』誌に掲載された岡田松三郎「蛇の話」に記録がある。
- 地域
- 愛知県東栄町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ