まむし
マムシ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 軒先に吊るしておいた蝮の骨を川へ放つと、骨のまま泳ぎだすと語られてきた。
- 細部
- マキノ町には、蝮の骨をめぐる不思議な言い伝えがある。玄関口に吊り下げて乾かしておいた骨を川の水に入れると、肉も皮も失われているはずのそれが、生きているかのように水中を泳ぎ出すというのである。骨だけになってなお動くという点に、蝮という生き物の執念深さや生命力の強さを見る感覚がうかがえる。薬や魔除けとして蛇を軒に吊るす習わしと結びついた語りとみられる。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』に載る滋賀県高島郡マキノ町の調査記録に見える。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ