まむし
蝮
国内
未確認生物
- どんな話か
- 猟師の老人が友人と禿太郎の山に登った朝、進もうとするあらゆる方向に蝮が頭をもたげていたため、顔を見合わせて笑い、その日は引き返したという話。
- 細部
- ある猟師の老人が、生涯で一度だけ体験したという不思議な出来事がある。ある朝、友人と連れ立って禿太郎の山に登ったとき、足元にふと一匹の蝮を見つけた。驚いて脇へ進もうとすると、そこにも同じように蝮がいる。さらに別の方向へ行こうとしても、行く先々すべてで蝮が鎌首をもたげているのだという。あまりの出来事に友人と顔を見合わせて思わず笑ってしまい、その日はそのまま山を諦めて引き返したのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1929年の雑誌『旅と伝説』に掲載された早川孝太郎「伝承者を訪ねて」に記録されている。
- 地域
- 愛知県設楽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ