まむし
蝮
国内
未確認生物
- どんな話か
- 蝮は魔虫と呼ばれ、柳やウツギの木で殺すと仲間が大量に現れるといい、蛇除けには唱え言葉が使われた。
- 細部
- この地方では蝮を魔虫と呼び、恐れられていた。蝮を打ち殺す際に柳やウツギの木を使うと、たちまち何千匹もの蝮が集まって現れるといわれ、これらの木を蝮退治に用いることは避けられていた。また、蝮に限らず長虫全般に対しては、「池鯉鮒猿投の大明神」という言葉を唱えれば害を受けずに済むという俗信も伝えられている。特定の樹木や唱え言葉によって蛇の害を制御しようとする、民間の知恵の一端がうかがえる。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』所収、早川孝太郎「色々の蛇」に記録が残る。
- 地域
- 愛知県新城市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ