せとうちちょうのしめなわととげがいのまよけ
瀬戸内町の注連縄と棘貝の魔除け
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 瀬戸内町の魔除けの風習で、疫病時には注連縄を張って大声で唱え、平時は棘のある貝殻を門柱に飾って魔物を遠ざけたという。
- 細部
- 伝染病が広がったときには、集落の入り口に小屋を建て、海岸線にシメナワを張り巡らせたうえで「エンサエンサ」と大声で唱えながら歩き回る風習があった。こうすることで疫病をもたらす魔物が退散すると考えられていた。また平時の魔除けとしては、屋敷の門柱の上にテングガイやスイジガイのような棘のある貝殻を飾る習慣もあり、木の精とされるケンムンなどの魔性のものを遠ざける効果があるとされた。危機の種類に応じて異なる魔除けの手段が使い分けられていたことがわかる。
- 広まり方
- 1967年の『南島研究』掲載の魔よけに関する報告、および1981年の『南島研究』掲載の登山修「奄美大島瀬戸内町の民間信仰」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県瀬戸内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ