まもの
魔物
国内
未確認生物
- どんな話か
- 町を荒らした巨大な魔物を人々が退治して神社の馬場で焼いた出来事が、火祭りの由来とされる。
- 細部
- 小正月の火祭りとして知られる左義長について、八幡では次のように語られてきた。昔、この町に途方もなく大きな魔物が現れ、人々に悪さをして災いをもたらした。困り果てた住民たちは力を合わせて魔物を討ち取り、神社の馬場でその体を焼いた。それを境に町には平穏が戻り、そのときの有様をなぞる形で今日の火祭りが続けられているという。祭具については、足を三本とし、胴に見立てた木枠台の正面に山車の飾りを付けると記されている。また、この作り物を人の姿に似せるのはよくないとも言い伝えられている。
- 広まり方
- 菅沼晃次郎が『民俗文化』に重ねて書き留めており、1968年の「日牟礼の火祭」、1974年の「左義長伝説」、1976年の「近江の祭礼と芸能(2)」に同じ由来が見える。
- 地域
- 滋賀県近江八幡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ